愛車のお手入れ

洗車

洗車をする日は、「雨の日以外いつでもいいや」と思っている人も多いかもしれませんが、実は洗車をするには適した日があります。一番理想的なのは、風がなく、暑過ぎず寒過ぎない、涼しい曇りの日。風があると砂ぼこりなどが飛んできて、せっかく洗っても汚れがついてしまったり、暑過ぎると洗車用のシャンプーが「ジューッ」となってシミになってしまったり、寒過ぎると手がかじかんで、自分のやる気が出なかったり、そんな色々な理由があって、そういう日がオススメなのです。洗車をする時に必要な道具は、まず車用のシャンプー。シャンプーにも濃い色用や白い色用など沢山の種類があるので、カーショップの店員さんに聞いてみることをオススメします。シャンプーを使う時に必要なのがスポンジ。できればボディー用と足回り用を用意。足回りはどうしても汚れがひどくなるので、ボディーは別のスポンジで洗ってあげたいですね。そして仕上げ用のふき取りタオル。これもまた沢山の種類があるので、まずは店員さんに聞いてみましょう。

ワックスがけ

それほど車に愛着もなく「車は移動手段の為だけに乗っている」という方は興味がないかもしれませんが、ワックスは意外と簡単にできるものですよ。ワックスをかける事によって、塗装のもちもよくなりますし、汚れも付きにくくなります。ワックスも同じく沢山の種類がありますので、店員さんに相談してみたり、自分で色々使ってみたりして、自分の好みに合うものを探してください。まずはワックスを専用スポンジに取りますが、この時にスポンジを水でかたく絞り、缶の中で軽くワックスに押し付けながら一回転させると、均等にワックス成分をスポンジになじませることができます。塗る時にはスポンジを往復させず、上から下に、一定方向にムラなく塗っていきましょう。塗り終わったら次はふき取りです。最初のふき取りはネル地の布で大まかに素早く。２度目は極細布に変えて、全体を優しくなでるように、拭き残した所を拭き取っていきます。その後、風のない屋外に1時間程車を置き、ワックスを硬化させます。最後に硬化したワックスのムラを超極細繊維で、撫でるようにやさしく拭けば完了。もし、エンブレムなどの所にワックスが入ってしまったら、竹串に布などを巻きつけて掻き出すと、キレイに拭き取る事ができます。

ボディのキズやシミを取る方法

毎日のように大切な愛車を磨いたり眺めている人は、きっと、ちょっとした汚れや傷が気になりますよね。よくあるのが、ドアの取っ手部分にある細かな傷ですね。これは傷つけるつもりは無いのに何故か沢山傷がついてしまいます。それから、近所に猫がいる場合によくある、猫の引っ掻き傷。車の前で一日中見張ることは出来ないので、悔しいですが傷つけられてしまったら対処するしかなさそうです。カーショップによく行く人は知っている人も多いと思いますが、キズ取りクリーナー(これも、濃い色の車用や淡い色の車用があります。)というものが売っていますので、まずそれを購入して用意します。鍵で引っ掻いてしまったような深い傷は少し難しいかもしれませんが、爪の引っ掻き傷は大抵これできれいになってしまいます。どんな人でも必ずある、鳥のフンがつくことですが、これはついているのを見たらすぐに取りましょう。フンが乾いてないうちは、ティッシュやウェットティッシュでそっと拭き取ります。もし乾いてしまっていたら、「虫・鳥リムーバー」を軽くスプレーし、20秒～30秒位放置して柔らかくなったところでティッシュで拭き取ります。こうすることでボディに傷をつけずにすみます。どんな汚れも、すぐに対処できれば後々面倒なことにならずに済みますよ。